やりたいことがあるけど、周りの目が気になって踏み出せない…
なんで、こんなに他人の目を気にしてしまうんだろう?
本当は実現したいことがあるのに、周りの目や評価が気になって、なかなか行動に踏み出せず悩んでいませんか?
なぜ、私たちは周りの目を気にしてしまうのでしょうか?どうすれば、そのプレッシャーから自由になり、自分らしく生きることができるのでしょうか。
本記事では、周りの目を気にしてしまう原因や、明日から実践できる7つのヒントをご紹介します。この記事を通して、あなたが抱えている不安やもどかしさが少しでも解消できれば幸いです。
・承認欲求や過去のトラウマから、周りの目を気にしやすくなりやすい
・「気にしなくてもいい」と思えるような考え方を、少しずつ取り入れよう
・日々の小さな言動の積み重ねで、自分らしく生きられるようになる
CAMPFIRE公認パートナー。東北大学文学部を卒業。100名を超えるインタビュー経験から、事業者と挑戦者を結ぶプラットフォーム「わたしば」の運営とクラウドファンディングの支援を行う。
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多様な価値観や行動を理解するべく、東北大学文学部で社会学を学ぶ。地方への旅やインタビューメディアを通して、人の人生を聴くうちに、夢に向かって挑戦する人々を応援したいと思うように。
一期一会のインタビューを超えて、長期的な支援や機会提供を行いたいと考え、「わたしば」を立ち上げ・運営している。
周りの目を気にしてしまう3つの原因
そもそも、私たちはなぜ周りの目を気にしてしまうのでしょうか?
ここでは、主な原因を3つご紹介します。
- 他者・社会への承認欲求
- 過去の失敗から生まれるトラウマ
- 自己肯定感の低さ
1. 他者・社会への承認欲求
そもそも、人は社会の中で他者と関わり合いながら暮らす生き物です。そのため、周囲の人々からの承認を得ることが、自分の存在価値に繋がるとつい考えてしまいます。
特にSNSが普及した今日、他人の意見が瞬時に目に入り、反応を気にしてしまうことも多いですよね。SNSに投稿した内容にいいねが少なかったり、コメントがつかなかったりすると、「自分は他の人に比べて価値がないのでは?」と不安に感じてしまうこともあると思います。
相手の反応が常に気になってしまうことで、自分らしく振る舞うことが難しくなりやすいです。結果として、ストレスや不安を抱えやすくなってしまうでしょう。
2. 過去の失敗から生まれるトラウマ
過去の経験や失敗も、周りの目を気にする原因の1つです。過去に人前で失敗したり、他人から批判的な言葉を受けたりした経験があると、その痛みが記憶に残り、「またあのような状況には戻りたくない」と無意識に思うようになります。
例えば、大事なプレゼンでミスをしたり、間違った意見を言って笑われたりした経験があると、それがトラウマとなり、次回から周りの反応を過剰に気にしてしまうのです。
結果として失敗は悪いという思い込みが強くなり、自分を抑えて行動することが増えてしまいます。
3. 自己肯定感の低さ
自分に自信が持てないと、他人の目や意見に依存しがちになり、周囲の反応に敏感になってしまいます。
例えば、他人からの感謝や褒め言葉に過剰に反応してしまうことがあります。それは、自己肯定感の低さを補うために、他人の評価を必要以上に欲してしまうからです。
また、自己肯定感が低いと、自分を守るために「みんなと同じでなければならない」という思いも強くなり、自分らしさを出すことが難しくなってしまいます。
周りを過剰に気にしてストレスを感じたり、やりたいことが出来なかったりするのは勿体ないですよね…。
周りの目が気にならなくなる3つの考え方
周りの目が気になると、自分らしさを出せずに苦しくなることがありますよね。しかし、視点を少し変えるだけで、気持ちが軽くなり楽に過ごせるようになります。
ここでは、「そこまで気にしなくていい」と思えるようになる考え方を3つご紹介します。
- 周りは自分が思うほど、自分のことを気にしていない
- 全ての人に好かれる必要はない
- 自分の人生の主役は自分
1. 周りは自分が思うほど、自分のことを気にしていない
「自分がどう思われているか」を気にしがちですが、人は自分のことで精一杯で、他人の行動や失敗にはそれほど注意を向けていないものです。
例えば、道端で転んだ時、その場では何人かが目を向けるかもしれませんが、周りの人は数分後にはその出来事を忘れてしまいます。
この意識を持つと、「失敗すると周りからの印象が悪くなるかも…」という不安がぐっと和らぎます。他人の視線を過剰に意識する必要がないと分かると、自信を持って行動できるようになれます。
2. 全ての人に好かれる必要はない
どんなに魅力的で優しい人でも、全員に好かれることは難しいものです。
例えば、完璧にプレゼンをこなしたとしても、「真面目すぎてつまんない」と感じる人がいる一方で、「端的で分かりやすい」と称賛する人もいます。誰かの意見はあくまでその人の価値観であり、あなたの価値そのものを決めるものではありません。
あなたを本当に理解し、大切にしてくれる人は必ず存在します。
「自分に合う人が一人でもいれば大丈夫」と考えると、周りの評価に左右されず、自分らしく振る舞えるようになります。
3. 自分の人生の主役は自分
他人の評価を気にしすぎると、自分の人生の選択基準が「他人の期待に応えること」になってしまいます。しかし、人生はあなた自身のもの。他人の目を気にして選んだ道では、本当の満足感は得られません。
例えば、流行の服を着ている自分より、本当に自分が好きな服を着た自分の方が居心地が良いはずです。「これが私らしい」と思える選択を積み重ねることで、自然と周りの目が気にならなくなります。
大切なのは、「どう思われるか」ではなく「自分がどう生きたいか」を基準にすることです。
周りの目を一切気にしないのは、なかなか難しいです。日常生活の中で、少しずつ考えを和らげていきましょう!
明日からできる!自分らしく生きる7つのヒント
「周りの目を気にしすぎない」という意識は、特別なことをしなくとも日々の小さな積み重ねで身についていくものです。
ここでは、無理なく実践できる7つのヒントをご紹介します。
- 自分の好きを見つけて取り入れる
- 「ありがとう」と周囲に伝える
- 「完璧じゃなくてもいい」と自分を許す
- 「疲れる人間関係」から距離を取る
- 一人の時間も楽しむ
- ちょっとした挑戦をしてみる
- 自分に優しい言葉をかける
1. 自分の好きを見つけて取り入れる
毎日何か一つ、自分が「これが好き」と思えるものを選んでみましょう。
- 好きな香りのハンドクリームを使う
- 朝、好きな音楽を聴く
- 好きな色の服を着る
小さな喜びを感じることで、自分らしさを取り戻すことができます。「これが私だ」と感じられる瞬間が増えることで、自信にもつながります。
2. 「ありがとう」と周囲に伝えてみる
周りに頼ったり迷惑をかけたりした時、「すみません」とつい謝ってしまうものです。その申し訳なさが罪悪感を生み、他者を必要以上に気にしてしまいます。
そこで、「すみません」ではなく「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えてみましょう。感謝を言葉にすることで、他人とのつながりが深まるだけでなく、自分の気持ちも上向きになっていきます。
3. 「完璧じゃなくてもいい」と自分を許す
完璧を求めすぎると、自分に過度なプレッシャーをかけてしまいます。
「今日はここまでできたからOK」「ちょっと失敗したけど、次頑張ろう」と自分を認める習慣を持つことで、気持ちに余裕が生まれます。
例えば、仕事でミスをしても「学びがあったから次に活かせる」と考えるだけで、気持ちが軽くなり、前向きに行動しやすくなります。
4. 「疲れる人間関係」から距離を取る
全ての人と仲良くする必要はありません。一緒にいて疲れる人と少し距離を取ることで、心に余白が生まれます。
その余白を、自分にとって心地よい人や時間に充てることで、自分らしさを大切にできるようになります。
5. 一人の時間も楽しむ
一人で過ごす時間を、ただの『暇な時間』ではなく、『自分をリセットする時間』として楽しんでみましょう。
- お気に入りの本を読んでみる
- 何も持たずに散歩してみる
- 日記に自分の気持ちや考えを綴ってみる
敢えて一人になる時間を取ることで、自分の感情や考えに気づきやすくなります。
6. ちょっとした挑戦をしてみる
挑戦と聞くと大げさに感じるかもしれませんが、小さなことでも十分です。
- 普段選ばないメニューをランチで頼んでみる
- 数年会っていなかった友人をご飯に誘ってみる
- 気になっていた映画を観にいってみる
「新しいことを試せた」という経験が、自信や活力につながり、自分らしい一歩を踏み出す勇気をくれます。
7. 自分に優しい言葉をかける
自分の中の批判的な声に耳を傾けすぎていませんか?
「自分はダメだ」と思う代わりに、「今できることを頑張っている」「これで十分」と自分を肯定する言葉をかけてあげましょう。「今日はよく頑張った」と寝る前に自分を労るだけでも、心はふっと軽くなります。
自分で取り入れやすい方法から、少しずつ実践していきましょう!最初は変化を感じにくいかもしれませんが、続けていくことで徐々に周りが気にならなくなっていきます!
【まとめ】周りの目を気にせず、自分らしく生きよう
いかがでしたか?
私たちは、知らず知らずのうちに周りの目や評価に縛られ、自分らしさを見失いがちです。しかし、人生は一度きり。自分の心に正直に、好きなものや大切なことを選び取る勇気を持つことで、より充実した日々を過ごせるようになります。
周りの目を気にすることは悪いことではありませんが、それに囚われすぎる必要もありません。大切なのは、自分が本当に望む生き方を少しずつでも叶えていくこと。小さな一歩から、自分らしい人生を始めてみましょう。