不動産投資を少額で始めるには?1万円・10万円で選べる方法を予算別に比較【2026年】

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不動産投資を少額で始めるには? 1万円・10万円で選べる方法を予算別に比較

不動産投資って何千万円も必要なイメージ。少額で始める方法ってあるの?

1万円くらいから試してみたいけど、何を選べばいいんだろう

不動産投資は、物件を丸ごと買うだけではありません。今は、たくさんの人からお金を集めて不動産に投資する仕組みを使えば、1万円前後から不動産に関わる投資ができます。

ただ、少額で始められる方法はいくつもあり、仕組みも最低金額もばらばらです。この記事では、各社の公式サイトで確かめた最低投資額をもとに、予算ごとに選べる方法を1枚の表にまとめ、少額ならではの注意点も数字で確かめました。

この記事の結論

  • 1万円からなら不動産クラウドファンディングの多くと、不動産担保型などの貸付型が選べる
  • 10万円からはデジタル証券(ALTERNA)や、最低額が高めの不動産クラウドファンディングも候補になる
  • 100万円以上なら、ジャストフィットの任意組合型のように不動産を共同で持つ商品もある
  • 少額投資では、入金の振込手数料が分配金に対して大きくなりやすい
  • どの方法も元本保証はなく、多くは途中で解約できない
目次

予算別:少額で始められる不動産投資の一覧

最低投資額の横棒グラフ。Funds1円、不動産クラファン各社1万円、クラウドバンク・OwnersBook1万円、CAMEL2万円、ALTERNA・TECROWD10万円、ジャストフィット任意組合型100万円から
少額で始められる不動産関連の投資の最低投資額。出典:各社公式サイト(2026年10月18〜19日確認)
予算の目安方法サービスの例(最低投資額)
1円から貸付型(ソーシャルレンディング)Funds(1円)
1万円から不動産クラウドファンディングCREAL、COZUCHI、ジャストフィット(匿名組合型)、FUNDROP、らくたま、利回りくん、利回り不動産(各1万円)、CAMEL(2万円)
1万円から不動産担保型の貸付OwnersBook(貸付型)、クラウドバンク(各1万円)
10万円からデジタル証券ALTERNA(原則10万円)
10万円から不動産クラウドファンディングTECROWD(10万円)
100万円から任意組合型の不動産小口化商品ジャストフィット 任意組合型(100万円〜。多くは300万円)
出典:各社公式サイト(2026年10月18〜19日確認)。CAMELはプレスリリース。掲載は予算ごと、同じ予算の中は50音順

上場している不動産投資信託(リート)も、証券口座があれば市場で買えます。ただし1口の価格は銘柄ごとに違い、毎日値動きがあります。

少額でも、本当に不動産に投資できるの?

1万円から申し込める不動産クラファンや、不動産担保型の貸付があるよ。

方法ごとの違い

方法何に投資する?値動き途中で売れる?
不動産クラウドファンディング運営会社が持つ不動産の運用(出資)運用中は価格が出ない原則できない
貸付型企業への融資(不動産担保付きもある)運用中は価格が出ない原則できない
デジタル証券(ALTERNA)不動産などを裏付けにした証券運用中は価格が出ない譲渡制限付きの案件が多い
リート上場している投資法人の投資口市場で毎日動く市場で売れる
任意組合型組合員として不動産を共同で持つ運用中は価格が出ない原則できない
出典:各社公式サイト、国税庁(2026年10月18〜19日確認)

少額の不動産投資を選ぶときは、「途中でお金を引き出せるか」と「値動きを見ても平気か」の2つで考えると絞りやすくなります。いつでも売りたいならリート、値動きを見ずに置いておきたいなら不動産クラウドファンディングや貸付型、という分け方です。

1万円だと、分配金はどれくらい?

想定利回り4.5%なら、1年で税引前450円。手取りは359円だよ。

1万円を投資するといくらになる?

想定利回り3〜8%で、1万円を1年運用した場合を計算しました。

想定利回り(年)1年の分配金(税引前)源泉徴収(20.42%)後
3.0%300円239円
4.5%450円359円
6.0%600円478円
8.0%800円637円
年率×1年の単純計算。源泉徴収は国税庁「源泉徴収のあらまし」の20.42%で計算し、源泉徴収税額の1円未満を切り捨て

金額は小さく見えますが、少額で始める目的は「仕組みに慣れること」と考えると十分です。自分の金額でも確かめられます。

分配金シミュレーター(税引前・手取り)

年率×期間の単純計算です。匿名組合型の分配金は原則として雑所得で、分配時に20.42%が源泉徴収されます(国税庁)。実際の分配額はファンドの条件や運用結果で変わります。

少額ほど効く「振込手数料」

多くのサービスでは、入金するときの振込手数料は自分で払います(ジャストフィットやFundsの公式の案内など)。1万円を入金するのに振込手数料がかかると、1年分の分配金の大きな割合を占めることがあります。

振込手数料(仮の例)1万円・4.5%・1年の手取り359円に対する割合
0円(無料回数の範囲など)0%
100円約28%
200円約56%
振込手数料は金融機関や条件で違うため、仮の金額で計算したワタシバの試算

少額で始めるときは、振込手数料が無料になる銀行口座を使う、何回にも分けて入金しない、といった工夫で手取りの目減りを防げます。

少額でもリスクは同じようにある

  • 元本保証はない:物件の値下がりや融資先の返済遅延で、元本が減ることがあります
  • 途中で解約できない:多くのサービスは、運用期間中にお金を引き出せません
  • 予定より早く終わることがある:CREALの償還済み121本は、予定の平均17.0か月に対して実際は平均11.8か月で終わっていました
  • 遅延することもある:クラウドバンクのDR社向け融資のように、償還が長く遅れている例もあります
  • 抽選・先着で買えないことがある:人気のファンドは応募が募集額を上回ります

少額で始める手順

STEP
予算と期間を決める

いくらを、いつまで使わずに置いておけるかを決めます。途中解約できない商品が多いためです。

STEP
方法を選ぶ

値動きを見たくないなら不動産クラウドファンディングや貸付型、いつでも売りたいならリートが候補です。

STEP
2〜3社に登録する

抽選や先着で外れても次の候補があるように、複数のサービスに登録しておきます。

STEP
書面を読んで少額から申し込む

劣後出資の割合、借入の有無、運用期間、担保を確かめてから申し込みます。

CREALの募集中のファンドと実績は、公式サイトで確認できます。

Fundsの募集中のファンドと運用実績は、公式サイトで確認できます。

予算別のおすすめの考え方

あなたの状況考え方
まず千円〜数千円で試したい1円から投資できる貸付型で、仕組みに慣れる
1万円〜数万円で不動産に投資したい不動産クラウドファンディングを2〜3社に分けて
10万円以上を数年置いておけるデジタル証券や、最低額が高めのサービスも候補に
100万円以上で長く持ちたい任意組合型も選択肢。税金の扱いが違う点に注意
各社公式サイトの最低投資額をもとにワタシバが整理(2026年10月19日)

不動産クラウドファンディングが「投資型」と呼ばれる理由は「クラウドファンディングとは簡単に言うと何ですか?」で説明しています。お金を預ける前に考えておきたい弱点は「クラウドファンディングの欠点は何ですか?」にまとめました。

10万円から買える不動産の証券は「不動産のデジタル証券とは?仕組み・買い方と不動産クラファンとの違い」、1万円から選べる9社の違いは「不動産クラウドファンディングおすすめ比較」で比べています。

よくある質問

1万円の不動産投資で意味はありますか?

分配金は1年で数百円ほどですが、申し込みから分配までの流れや、書面の読み方に慣れることができます。慣れてから金額を増やすかどうかを決められます。

少額でも税金はかかりますか?

不動産クラウドファンディング(匿名組合型)の分配金は原則として雑所得で、分配時に20.42%が源泉徴収されます。

元本が減らない少額投資はありますか?

元本が保証される方法はありません。過去に元本割れがないと公表しているサービスもありますが、将来を保証するものではありません。金額を分けて、仕組みの違う商品に分散することが基本です。

まとめ

少額の不動産投資は、1円から始められる貸付型、1万円からの不動産クラウドファンディング、10万円からのデジタル証券などがあります。予算と、途中で引き出したいかどうかで選ぶ方法が変わります。

少額だからこそ、振込手数料で手取りが減らないように工夫し、2〜3社に分けて申し込むのがおすすめです。どの方法も元本保証ではないので、使う予定のないお金で始めましょう。

出典

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