不動産クラウドファンディングおすすめ比較|9社の実績データと選び方【2026年】

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不動産クラウドファンディングおすすめ比較 9社の実績データと選び方

不動産クラウドファンディングって会社がたくさんあって、どこを選べばいいか分からない…

利回りが高いところを選べばいいの?

不動産クラウドファンディングは、1万円前後から不動産に投資できる仕組みです。サービスはたくさんありますが、利回りの数字だけで選ぶと、運用期間の長さや抽選・先着の違い、実績の公開のしかたを見落としやすくなります。

この記事では、9社について、公式サイトで確かめられる数字を同じ項目で並べました。総合点や順位はつけず、どんな人にどのサービスが合いやすいかを、目的別に整理しています。

この記事の結論

  • 9社のうち7社は1万円から、CAMELは2万円から、TECROWDは10万円から始められる
  • 掲載されていたファンドの想定利回りは、確認時点で3.5%〜8.0%。同じサービスの中でも幅がある
  • 違いが大きいのは「募集方式(抽選か先着か)」「運用期間」「実績をどこまで公開しているか」
  • 実績を公開している会社のデータでは、ファンドは予定より早く終わることが多い。分配金の総額は予定より少なめに見積もる
  • どのサービスも元本保証はない。途中解約の条件は各社の書面で確認する

この記事の比較のしかた

  • 掲載は50音順です。総合点・順位・「No.1」の表示はしていません
  • 広告の報酬の高さで並び順や評価を変えていません(一部のサービスはアフィリエイト広告を含みます)
  • 公式サイトに記載が見つからなかった項目は「—」とし、記載がないことを理由に低く評価していません
  • 独自の材料として、CREALの公開実績146本の集計と、各社が公表している実績の種類の一覧を載せています
  • 数字はすべて各社公式サイトで2026年10月18〜19日に確認したもので、定期的に見直します
目次

比較した9社の基本情報

公式サイトで確認した内容を、同じ項目で並べました。利回りや期間はファンドごとに変わるため、確認した時点で掲載されていたファンドの例です。

サービス最低投資額掲載ファンドの例募集方式
CAMEL2万円データセンター用地・蓄電池などファンドごと
CREAL1万円7.4%・36か月/5.0%・24か月ファンドごと
COZUCHI1万円4.50%・3年(中長期インカム型)ファンドごと
ジャストフィット1万円7.8%・182日/3.5%・184日主に抽選式
TECROWD10万円成長分野(データセンター・福祉施設など)ファンドごと
FUNDROP1万円6%・12か月/8%・6か月ファンドごと
らくたま1万円6.1%・1年129日抽選式(掲載ファンド)
利回りくん1万円4.5%・6か月/6.0%・1年3か月先着式(掲載ファンド)
利回り不動産1万円7.0%・12か月ファンドごと
出典:各社公式サイト、CAMELはプレスリリース(2026年10月18〜19日確認)。ファンドの例は確認時点の掲載内容
各社の掲載ファンドの想定利回りの点グラフ。ジャストフィット3.5〜7.8%、CREAL5.0〜7.4%、利回りくん4.5〜6.0%、FUNDROP6〜8%、COZUCHI4.5%、利回り不動産7.0%、らくたま6.1%
各社の公式サイトに掲載されていたファンドの想定利回りの例(2026年10月18〜19日確認)
サービス運営会社不動産特定共同事業の許可
CAMEL株式会社グローバルクラウドエステート神奈川県知事 第18号
CREALクリアル株式会社(東証上場)金融庁長官・国土交通大臣 第135号
COZUCHI株式会社LAETOLI東京都知事 第60号
ジャストフィットシマダアセットパートナーズ株式会社東京都知事 第154号
TECROWDTECRA株式会社神奈川県知事 第12号
FUNDROPONE DROP INVESTMENT株式会社神奈川県知事 第28号
らくたま株式会社フロンティアグループ東京都知事 第180号
利回りくん株式会社シーラ東京都知事 第155号
利回り不動産株式会社ワイズホールディングス東京都知事 第143号
出典:各社公式サイトの会社情報(2026年10月18〜19日確認)

許可番号は、国や都道府県から不動産特定共同事業の許可を受けていることを示します。許可のない事業者は、この仕組みで出資を募れません。

各社が公表している実績の種類

「元本割れ0件」「平均利回り◯%」のような実績は、会社によって公表している項目が違います。公式サイトのトップや実績のページで、確認できた項目を一覧にしました。

サービス公式サイトで確認できた実績
CREAL全146本の想定利回り・予定期間・実績期間・借入金額の一覧。完了ファンドはすべて元本割れなく償還と公表
COZUCHI「元本毀損ゼロ」と記載
ジャストフィット12ファンド(総額約26億円)すべてで想定利回りどおりに配当と記載。ファンドごとの応募額
TECROWD累計調達額755.5億円、累計償還額372.3億円、償還済みファンドの平均実績利回り10.82%、配当遅延0件・元本毀損0件と記載
らくたまファンドごとの応募額と応募率
利回りくん会員数についての調査会社の調査結果を表示
CAMEL・FUNDROP・利回り不動産—(トップページで同じ形の数字は確認できず)
出典:各社公式サイト(2026年10月18〜19日確認)。「—」は確認した範囲で見つからなかった項目で、評価を下げる理由にはしていない

実績の数字は、会社ごとに数え方が違います。たとえば「平均実績利回り」に遅延中のファンドを含めるかどうかは、会社によって扱いが変わることがあります。数字の大きさだけでなく、何を数えた数字なのかを注記で確かめましょう。

予定より早く終わる?公開データで確かめた

ファンドは、物件が早く売れると予定より早く終わることがあります。予定と実際の運用期間を公開しているデータで比べました。

予定と実際の運用期間の平均の棒グラフ。CREALは17.0か月の予定が11.8か月、OwnersBookは20.7か月の予定が11.1か月
予定と実際の運用期間の平均。出典:CREAL「運用レポート」を集計、OwnersBook「運用実績」(2026年10月19日確認)
データ予定の運用期間の平均実際の運用期間の平均
CREAL(償還済み121本をワタシバが集計)17.0か月11.8か月
OwnersBook(会社の公表値、主に貸付型)20.7か月11.1か月
出典:CREAL公式サイト「運用レポート」を集計、OwnersBook公式サイト「運用実績」(2026年10月18日時点)。確認日2026年10月19日

早く終わればお金は早く戻りますが、利回りは年率なので、受け取る分配金の総額は予定より少なくなります。「想定利回り×予定期間」で計算した金額は、上限の目安と考えておくと、あとでがっかりしにくくなります。

自分の金額で、予定どおりの場合と早く終わった場合を比べられます。

分配金シミュレーター(税引前・手取り)

年率×期間の単純計算です。匿名組合型の分配金は原則として雑所得で、分配時に20.42%が源泉徴収されます(国税庁)。実際の分配額はファンドの条件や運用結果で変わります。

利回りの数字だけ見て決めても大丈夫?

利回りはファンドごとに違うし、期間や募集方式でも結果が変わるよ。

選ぶときに見る5つのポイント

この記事で使った判定の基準です。どのサービスにも同じ基準を当てはめています。

1. 募集方式(抽選か先着か)

抽選式は、募集期間中に申し込めば誰でも抽選に参加できますが、外れることがあります。ジャストフィットの掲載ファンドでは、応募が募集額の109%〜236%に達していました。先着式は、募集が始まった時間に申し込めば出資しやすい一方、人気のファンドは早く埋まります。

2. 運用期間

半年前後で終わるファンドもあれば、36か月のファンドもあります。期間が長いほど、途中でお金が必要になったときに困ります。途中解約は原則できないサービスが多いので、使う予定のないお金の範囲で選びましょう。COZUCHIのように、手数料を払って運用中に換金できる制度を設けているサービスもあります。

3. 劣後出資の割合

多くのサービスは「優先劣後」の仕組みを使っています。運営会社が劣後出資をして、損失が出たときは先に劣後出資から減らす仕組みです。劣後出資の割合が大きいほど、投資家の元本が守られる範囲が広がります。割合はファンドごとに違います。

下の計算機で、劣後出資の割合と値下がり率から、元本の減り方の目安を確かめられます。

劣後出資シミュレーター(元本がどこから減るか)

運用益や費用を考えない単純計算です。投資家の元本の減少率=(下落率−劣後出資の割合)÷優先出資の割合。劣後出資の割合はファンドごとに違うため、契約成立前書面で確認してください。元本は保証されません。

4. 借入の有無

借入を使うファンドは利回りを上げやすい一方、返済が優先されるため、分配や元本の返還が遅れたり減ったりすることがあります。CREALの146本では、10本で借入金額の記載がありました。

5. 実績の公開

許可番号、会社の情報に加えて、過去のファンドの結果をどこまで公開しているかを見ます。上の「各社が公表している実績の種類」の表を参考にしてください。

利回りと運用期間の関係

掲載されていたファンドの例を、想定利回りと運用期間で並べました。

想定利回りと運用期間の散布図。ジャストフィット6か月で7.8%と3.5%、CREAL36か月で7.4%、利回りくん6か月4.5%と15か月6.0%、FUNDROP6か月8%と12か月6%、COZUCHI36か月4.5%、らくたま約16か月6.1%、利回り不動産12か月7.0%
掲載ファンドの想定利回りと運用期間。出典:各社公式サイト(2026年10月18〜19日確認)
サービスファンドの例想定利回り運用期間
ジャストフィット札幌中島公園7.8%182日(約6か月)
ジャストフィット鎌倉雪ノ下3.5%184日(約6か月)
CREAL八丁堀ホテル7.4%36か月
利回りくんDOTOWN一宮住宅Vol.224.5%6か月
利回りくん宇都宮市 犬・猫共生グループホーム第2期6.0%1年3か月
FUNDROP41号 八王子市8%6か月
FUNDROP44号 目黒区6%12か月
COZUCHI中長期インカム型の例4.50%3年
らくたま掲載ファンドの例6.1%1年129日
利回り不動産第93号 京都東山7.0%12か月
出典:各社公式サイト(2026年10月18〜19日確認)。確認時点で掲載されていたファンドの例で、募集終了済みのものを含む

利回りが高いファンドが、必ずしも期間が長いわけではありません。6か月で8%のファンドもあれば、3年で4.5%のファンドもあります。高い利回りには、記念ファンド、賃料保証をつけた再組成、開発を含む物件など、それぞれ理由があります。利回りの数字を見たら、その理由を書面で確かめるのが基本です。

抽選と先着、どちらで申し込む?

募集方式は、出資できるかどうかに直結します。確認時点の応募の集まり方を見ると、人気のファンドは募集額を大きく上回っていました。

サービス募集方式応募の集まり方(確認時点の例)
ジャストフィット主に抽選式匿名組合型6本すべてで募集額を超え、109%〜236%
らくたま抽選式(掲載ファンド)募集1億円に約3億4,684万円(公式の表示で346%)
COZUCHIファンドごと中長期インカム型に159%(3,418人)
利回りくん先着式(掲載ファンド)一宮住宅Vol.22は応募率100%
出典:各社公式サイト(2026年10月18〜19日確認)

抽選式は、募集期間中ならいつ申し込んでも条件は同じですが、外れることがあります。先着式は、募集開始の時刻に申し込めば出資しやすい一方、短時間で埋まることがあります。

平日の日中に申し込みにくい人は抽選式、募集開始に合わせて動ける人は先着式、と分けて考え、両方に登録しておくと出資の機会が増えます。

途中でお金が必要になったら?各社の換金・解約

サービス運用中の換金・解約
COZUCHI手数料(3.3〜5.5%)を払って換金できる制度あり。支払いは最短で約7週間後
CREAL契約成立時書面の受領から8日以内はクーリング・オフ可。その後は、やむを得ない事由を除き原則不可
ジャストフィット受領から8日以内はクーリング・オフ可。その後は原則不可
その他の6社ファンドごとの契約成立前書面で確認
出典:COZUCHI・CREAL・ジャストフィット公式サイト(2026年10月18〜19日確認)

不動産クラウドファンディングは、運用中にお金を引き出せないものが多い商品です。換金できる制度があるサービスでも、手数料がかかり、すぐには振り込まれません。

会社を1つに決めなきゃダメ?

複数に登録して、抽選式と先着式を組み合わせると申し込める機会が増えるよ。

各社の特徴

50音順に紹介します。数字はすべて確認時点の公式サイトの記載です。

CAMEL

項目内容
運営会社株式会社グローバルクラウドエステート(神奈川県知事 第18号)
最低出資額1口2万円から(プレスリリース)
案件の特徴住宅に加えて、データセンターの用地や系統連系蓄電池の案件
出典:CAMEL公式サイト、プレスリリース(2026年7月21日)

住宅以外の案件に分散したい人に向いています。データセンター用地の案件(79号、募集2億9,500万円)は完売したと発表されています。

CAMELの募集中のファンドは、公式サイトで確認できます。

CREAL

項目内容
運営会社クリアル株式会社(東証上場、金融庁長官・国土交通大臣 第135号)
最低投資額1万円
公表している実績146本の想定利回り・予定期間・実績期間・借入金額
集計して分かったこと想定利回りは4%台が中心。償還済み121本は予定の平均17.0か月に対し、実際は平均11.8か月
出典:CREAL公式サイト「運用レポート」「運営会社情報」(2026年10月18〜19日確認)

実績を自分で確かめてから選びたい人に向いています。36か月の大型ファンドも募集されていて、借入を使うファンドもあります(146本中10本)。

CREALの募集中のファンドと実績は、公式サイトで確認できます。

COZUCHI

項目内容
運営会社株式会社LAETOLI(東京都知事 第60号)
最低投資額1万円
タイプ短期と中長期の2タイプ
換金手数料3.3〜5.5%で運用中に換金できる制度あり
公表している実績「元本毀損ゼロ」と記載
出典:COZUCHI公式サイト(2026年10月19日確認)

途中で換金できる可能性を残しておきたい人に向いています。中長期インカム型の4.50%・3年のファンドには、募集額10億1,940万円に3,418人が応募していました。

ジャストフィット

項目内容
運営会社シマダアセットパートナーズ株式会社(東京都知事 第154号)
最低投資額匿名組合型は1口1万円(任意組合型は100万円〜)
募集方式主に抽選式
公表している実績12ファンド(総額約26億円)すべてで想定利回りどおりに配当と記載
出典:ジャストフィット公式サイト(2026年10月18日確認)

半年前後の短い期間で試したい人に向いています。抽選式で応募が集まりやすく、確実に出資したい人には向きません。

ジャストフィットの特徴(PR)

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  • 1口1万円から:ネットで申し込める匿名組合型
  • 運用期間はおおむね半年:短期で少額から試せる
  • 会社の記載では12ファンドすべて想定利回りどおりに配当(総額約26億円)
  • 運営はシマダアセットパートナーズ:1963年設立のシマダハウスから独立した不動産会社

注意:元本保証はなく、途中解約は原則できません。人気のファンドは抽選です。出典:ジャストフィット公式サイト(2026年10月21日確認)

TECROWD

項目内容
運営会社TECRA株式会社(神奈川県知事 第12号)
最低投資額10万円
案件の特徴データセンターや福祉施設など成長分野
公表している実績累計調達額755.5億円、累計償還額372.3億円、償還済みファンドの平均実績利回り10.82%、配当遅延0件・元本毀損0件と記載
出典:TECROWD公式サイト(2026年10月19日確認)

最低投資額が10万円と高めなので、ある程度まとまった金額で成長分野の案件に投資したい人向けです。

FUNDROP

項目内容
運営会社ONE DROP INVESTMENT株式会社(神奈川県知事 第28号)
最低投資額1万円
案件の特徴居住用の賃貸住宅。賃料保証をつけて再組成したファンドが並ぶ。物件の管理も同社
最近の動き35〜38号の償還・分配完了を2026年5〜9月に告知。44号の募集を10月19日から開始
出典:FUNDROP公式サイト(2026年10月19日確認)

6〜8%の予定分配率で、半年〜1年のファンドを探している人に向いています。

FUNDROPの募集中のファンドは、公式サイトで確認できます。

らくたま

項目内容
運営会社株式会社フロンティアグループ(東京都知事 第180号)
最低投資額1口1万円
募集方式抽選式(掲載ファンド)。匿名組合型
仕組み優先劣後システムを採用
出典:らくたま公式サイト(2026年10月19日確認)

会員ランクとポイントの制度があります(条件は公式サイトで確認)。人気のファンドは応募が募集額の数倍になるので、外れる前提で考えておきましょう。

利回りくん

項目内容
運営会社株式会社シーラ(東京都知事 第155号)
最低投資額1万円
募集方式先着式(掲載ファンド)
案件の特徴4〜6か月の短期と、1年以上のファンド。任意組合型もある
出典:利回りくん公式サイト(2026年10月18〜19日確認)

募集開始に合わせて先着で申し込める人に向いています。会員数については、調査会社による調査結果を表示しています。

利回りくんの募集中のファンドは、公式サイトで確認できます。

利回り不動産

項目内容
運営会社株式会社ワイズホールディングス(東京都知事 第143号)
最低投資額1万円
仕組み優先劣後出資を採用
公表している実績募集金額176億円突破(2026年4月末時点)、元本割れなしと表示
特典新規本会員登録で1,000円分の投資に使えるポイント
出典:利回り不動産公式サイト、キャンペーンページ(2026年10月19日確認)

予定利回り7%前後の案件を探している人に向いています。確認時点では、京都の町家を対象にした7.0%・12か月のファンドが募集されていました。

目的別の選び方

目的候補理由
まず少額・短期で試したいジャストフィット、利回りくん1万円から、半年前後のファンドがある
実績の数と情報公開で選びたいCREAL146本の実績を1本ずつ公開
募集開始に合わせて先着で申し込みたい利回りくん掲載中のファンドが先着式
途中で換金できる可能性を残したいCOZUCHI手数料を払って運用中に換金できる制度がある
住宅以外の案件にも分散したいCAMEL、TECROWDデータセンター用地や蓄電池、福祉施設などの案件がある
登録だけで特典を受け取りたい利回り不動産新規本会員登録で1,000円分のポイント(期間は公式で確認)
出典:各社公式サイト(2026年10月18〜19日確認)

1社に決めなくても大丈夫です。抽選式と先着式のサービスを組み合わせると、申し込めるチャンスが増えます。

よくある失敗と防ぎ方

  • 利回りだけで選ぶ:高い理由(記念ファンド、再組成、開発)を確かめずに申し込む。→ 書面で理由を確認する
  • 予定どおりの分配金をあてにする:早く終わると総額が減る。→ 予定の金額は上限の目安と考える
  • 1本に全額を入れる:遅延や値下がりの影響をまともに受ける。→ 複数のファンド・サービスに分ける
  • 使う予定のあるお金を入れる:途中解約できないことが多い。→ 運用期間中に使わないお金だけで
  • 登録を後回しにする:本人確認に時間がかかり、募集に間に合わない。→ 気になるサービスは先に登録しておく

参考:仕組みが違う2つのサービス

OwnersBook(貸付型が中心)

OwnersBookは、不動産を担保にした貸付が中心のサービスです。不動産クラウドファンディングとは仕組みが違い、投資家は貸付の利息を受け取ります。公式サイトでは、償還済み395件、返済遅延1件、元本割れ0件(2026年10月18日時点)と、遅延の件数まで公表しています。

ALTERNA(デジタル証券)

ALTERNA(オルタナ)は、三井物産デジタル・アセットマネジメントが提供するデジタル証券のサービスです。最低投資額は原則10万円からです。予想分配金には元本の払い戻しが含まれることがあり、利回りの見え方が異なる点に注意が必要です。

ALTERNAの募集中の案件は、公式サイトで確認できます。

始める前に確認したいこと

  • 元本は保証されない
  • 途中解約は原則できないサービスが多い(ジャストフィット・CREALは、契約成立時書面を受け取ってから8日以内のクーリング・オフを除き原則不可)
  • 分配金は原則として雑所得になり、20.42%が源泉徴収される(匿名組合型の場合)
  • ファンドごとに、劣後出資の割合・借入の有無・マスターリースの有無を書面で確認する

不動産クラウドファンディングが「投資型」と呼ばれる理由は「クラウドファンディングとは簡単に言うと何ですか?」にあります。どのサービスにも共通する弱点は「クラウドファンディングの欠点は何ですか?」で先に読んでおくと、比較表の見方も変わります。

そもそもの仕組みは「不動産クラウドファンディングとは?仕組み・リスク・REITとの違い」、比較した会社の抽選の倍率は「不動産クラファンの抽選が当たらない理由」で確かめられます。

よくある質問

いちばん利回りが高いサービスはどこですか?

利回りはサービスではなくファンドごとに決まり、同じサービスの中でも3%台から8%台まで幅があります。サービス単位で「どこが一番高い」とは言えません。

複数のサービスに登録しても大丈夫ですか?

問題ありません。抽選や先着の機会を増やすために、複数のサービスに登録しておく方法もあります。登録の費用や条件は各社の公式サイトで確認してください。

元本割れした例はありますか?

CREALは、運用が終わったファンドはすべて元本割れせずに償還したと公表しています。ジャストフィットも、これまでの12ファンドすべてで想定利回りどおりに配当したと公表しています。ただし、どちらも将来を保証するものではありません。

途中でお金が必要になったらどうなりますか?

多くのサービスは途中解約ができません。各社の条件は、上の「途中でお金が必要になったら?各社の換金・解約」の表で確かめてください。

まとめ

不動産クラウドファンディングは、多くのサービスが1万円前後から始められます。選ぶときに差が出るのは、抽選か先着か、運用期間、劣後出資の割合と借入の有無、そして実績をどこまで公開しているかです。

公開データを見ると、ファンドは予定より早く終わることが多く、分配金の総額は予定より少なくなりがちです。目的に合わせてサービスを選び、ファンドごとの書面を確認してから申し込みましょう。

更新履歴

  • 2026年10月19日:比較を5社から9社に広げ、実績の公表状況の一覧、予定と実際の運用期間のデータ、計算機、利回りと期間の関係、抽選・先着の比較、換金・解約の条件、各社の基本データ表を追加
  • 2026年10月18日:5社で作成

出典

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